2015年10月01日

「二十世紀鉄仮面」の書き起こしはまだ終わらない

 『法水麟太郎 完全版』のための大きな難関である「二十世紀鉄仮面」のテキスト書き起こしですが、なかなか進まないですね。やっと「第三篇 鉄仮面の花嫁」までこぎつけました。とりあえず入力した所までKindle化してiPhoneにいれて校正していますが、おもったより間違いが多くていささかげんなりです。


 扶桑社文庫の「二十世紀鉄仮面」は1ページ、42文字×18行で約250ページあります。ですから、文字数でいうと約189,000文字です。400字詰め原稿用紙では480枚くらいですね。

 構成は

序 篇 死の都
第一篇 豪華船を追うて
第二篇 地獄船
第三篇 鉄仮面の花嫁
第四篇 金眼銀眼の秘密
第五編 仮面を覆う鉄の仮面

となっています。舞台は昭和初期(一九三×年)で、川崎で起こるペスト騒動に端を発し、法水麟太郎が軍需産業を牛耳る茂木根合名という企業と対決します。茂木根の秘密警察と対峙し、複数の鉄仮面の謎を解きつつ、舞台は天城からマラッカ海峡、沖縄をへて南九州の寄輪で終幕を迎えます。もっとも、テキストを書き起こしたところまでしかちゃんと読んでいませんけどね。

 今回は女にモテモテの法水麟太郎ですが、支倉検事、熊城捜査局長は冒頭で栄転して本編は登場せず、徒手空拳で国家の裏で暗躍する巨大権力と戦います。探偵小説というより、アクション活劇に近いかも。

 最初の方はけっこう図版が多い思いきや、第三篇以降はほとんどありません。最初の図版は伯林取引所の株式建値です。かなり滲んでいて読みにくいものです。

20151001-0-01.jpg

 このくらいは書き起こせそうですが、この文字のつぶれた感じも作品の要素だと思ってそのまま掲載することにしました。


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posted by じん at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 小栗虫太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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