2015年11月11日

『宮本武蔵』に『五輪書』を追加したら更新できず

 吉川英治著『宮本武蔵』をもっといいものにしようと思って、宮本武蔵著の『五輪書』を追加して抱き合わせることにしました。小説の『宮本武蔵』を読みたいユーザーが、宮本武蔵の書いた『五輪書』を読みたいかどうかは分りませんが、一冊にまとまっている方がいいのではないかと思ったからです。ところが、抱き合わせて更新しようとすると、あろうことか、KDPで拒否されました。


 吉川英治の『宮本武蔵』は少し前まではそれなりに動いたのですが、最近は動きが鈍くなっていました。まあ、同じ内容のものがKindleには沢山あるわけですから、仕方がないといえば仕方がありません。青空文庫にあるテキストを拾ってきて、Kindle本にするのは誰にでもできますからね。とっても簡単です。

 そこでテコ入れをしようと思いました。その中で目立つようにするにはどうすればいいのか、と考えたのです。他の『宮本武蔵』とは違ったものにしなければなりません。そこで宮本武蔵が書いた「五輪書」も抱き合わせる事を思い付いたのです。

 宮本武蔵の『五輪書』自体は当然パプリック・ドメインなのですが、校訂されたものはどうなのかよくわかりません。普通で考えれば、校訂者の方の著作権がいきていても、本文は関係ありませんから、もっとも手に入り易い「五輪書」を手に入れてテキストを書き起こせばいいと思ったのです。もっとも手に入り易い「五輪書」は岩波文庫版です。

 岩波文庫の『五輪書』は渡辺一郎校訂となっていますが、渡辺一郎さんはネットで検索しても生年没年が分りませんでした。初版の発行日が1985年なので、校訂者の方の著作権が切れていることは考えにくそうです。それで、そのまま使用してもいいか迷うところがありました。多分大丈夫だとは思うのですが、あとでケチがついても嫌なので、そこで企画が止まっていました。

 もし校訂者の著作権が切れている方が間違いないものがあれば、その方が確実です。そう思って探していると、戦前に発行された『五輪書』のテキストを見つけました。それをベースにテキストを作成しました。どこてせ見つけたのかはここでは内緒です。

 『五輪書』は武蔵の自筆本がありません。そのため異本が多くあります。どの異本を使用しているかは分りません。どれが正しい(もっともオリジナルに近い)という確固とした根拠はなく、大まかなところを知っておければという考えなので、どの異本がベースになっているかは詮索しないことにしました。

 『宮本武蔵』と『随筆 宮本武蔵』のうしろに宮本武蔵著の『五輪書』を追加したのです。iPhone 6で表示したものが下記のものです。

IMG_1288.PNG

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 ところが、既存の『宮本武蔵 全八巻+随筆宮本武蔵 吉川英治』を更新して『宮本武蔵完全版+随筆宮本武蔵+五輪書』として申請したところ、KDPから問い合わせが来ました。

提出された本の著者とタイトルがサイトで販売中の本と異なります。
この本を新しい本として提出してください。

 という「アマゾンからのお知らせ」です。

 本のタイトルを変更することはよくある事なので、タイトルを変更しても新しい本として提出する必要はありません。普通はそのままアップデートできます。ですから、著者名が変更されて「吉川英治」と「宮本武蔵」の連名になったことで、新しい本として提出を求められたと云えそうです。ほんとかどうかは分りませんけどね。

 すでにご購入いただいた方には申し訳ありませんが、『宮本武蔵』をアップデートして『五輪書』を追加することはできませんでした。あしからずご了承願いいます。『五輪書』追加版は新しいKindle本として申請することになりました。



◆宮本武蔵完全版+随筆宮本武蔵+五輪書
www.amazon.co.jp



posted by じん at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 吉川英治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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